宮古島で観光トークセッション/ビジネスキャッチー
続いてはこちらです。宮古島からのニュースですが、宮古島と言えば、5年前の2019年に宮古エリア2つ目の空港となる下地島空港が開業、コロナ禍を経た今、観光は絶好調です。 下地島空港ではソウルとの国際線が週5往復、羽田と神戸、那覇を結ぶ国内線が1日4往復運航されています。また宮古空港では国内3社が乗り入れていて羽田、関西、名古屋を含む1日50便が運航されています。本土の地方空港にもひけを取らない人気空港です。 宮古島市によりますとことし10月の観光客の推計値が9万9187人。そのうち空路を利用したのが8万7000人余りとなっています。 そんな国内有数の観光地となった宮古島市に日本を代表する海外富裕層向けトップコンシェルジュを招いたトークセッションが開かれました。 イベントに招かれたのは国内外資系ホテルのコンシェルジュを務め世界のトップコンシェルジュが加入できる国際組織「レ・クレドール」の名誉会員・阿部佳さんと海外の経営者や富裕層向けツアーを企画する稲増佑子さんの2人。 それに沖縄総合事務局沖縄観光総合施策推進室長を務める星明彦さんがトークを繰り広げました。 この中で安部さんと稲増さんからは持続可能な観光の為には文化を守る事が大事だという意見がありました。また星さんは「観光には経済的なメリットがある一方で行き過ぎた観光で社会の文化が失われる弊害も起こる事がある」と訴えました。