【MLB】パドレスまさかの逆転負け 守護神スアレスが打たれる タイガース・前田は打者5人をパーフェクト
【タイガース4-3パドレス】@ペトコ・パーク
日本時間9月6日、パドレスは本拠地ペトコ・パークでのタイガース3連戦の最終戦を迎え、8回終了時点で3対0とリードしていたが、守護神ロベルト・スアレスがまさかの逆転グランドスラムを被弾。3対4で逆転負けを喫し、連勝が3でストップするとともに、首位ドジャースとのゲーム差は5に広がった。タイガース3番手のリッキー・バナスコがメジャー初勝利(0敗)を挙げ、4番手のタイラー・ホルトンは7セーブ目を記録。逆転満塁弾を浴びたスアレスは3敗目(8勝)を喫した。 【動画】タイガースのパーカー・メドーズが6号逆転グランドスラムを放つ ドジャースの試合がない日に少しでも差を詰めておきたいパドレスは、初回にジュリクソン・プロファーの22号ソロで先制。2回裏にはザンダー・ボガーツに8号2ランが飛び出し、3対0とリードを広げた。先発のマーティン・ペレスは7回途中まで無失点に抑え、そこからジェイソン・アダム、タナー・スコット、スアレスとつなぐ必勝リレー。ところが、守護神スアレスの制球が定まらず、2つの四球などで二死満塁のピンチを招くと、パーカー・メドーズにフルカウントから6号逆転グランドスラムを浴び、3対4で痛恨の逆転負けとなった。 タイガースの前田健太は、先発のケーシー・マイズのあとを受け、6回裏一死1塁の場面で2番手としてマウンドへ。ジェイク・クロネンワースをサードへのファウルフライ、ボガーツをサードゴロに打ち取った。7回裏も続投し、ジャクソン・メリルをセカンドゴロ、エリアス・ディアスをショートゴロ、メイソン・マッコイを空振り三振に仕留めて三者凡退。打者5人をパーフェクトに抑える好リリーフを見せ、今季の防御率は6.04となっている。なお、パドレスの松井裕樹は登板機会がなかった。