大谷翔平、六回まで3打席無安打 首位打者奪回&逆転三冠は絶望的 日本選手初の二冠決定的 アラエスは二塁打で年間200安打到達後に交代
「ロッキーズ―ドジャース」(29日、デンバー) ドジャースの大谷翔平選手が公式戦最終戦に「「1番・指名打者」で出場し、六回までに3打席に立って無安打。瞬間打率を・309とした。首位打者のアラエス(パドレス)はダイヤモンドバックス戦に「1番・一塁」で出場し、六回に二塁打を放って2年連続200安打到達し、打率は・314。大谷の首位打者奪回&逆転三冠は厳しい状況となったが、54本塁打と130打点はリーグを独走しており、日本選手初の二冠は決定的だ。 この日も敵地に集まったドジャースファンの歓声を受けて打席に立った大谷は初回に二ゴロ。カウント2―2から外角低めに外れるチェンジアップを引っ掛けて凡退した。 1点を追う四回の打席は遊ゴロ。4球連続見送ってカウント3―1に持ち込んだが、外角153キロ直球を捉え切れなかった。 依然として1点ビハインドの六回は二ゴロ。初球空振りの後、内角低めボール気味の151キロ直球を打ち損じた。 一方の首位打者を走るアラエスは2打席無安打で迎えた六回の打席で二塁打を放ち、2年連続200安打に到達。打率を・314とし、3年連続タイトルに大きく前進し、六回の守備から交代した。