1年を振り返る今の時期に試したい、「1日3分」で自己肯定感を高めるノート術のすすめ
12月は忙しさに追われる一方で「あんなことがあったなぁ」などと、この1年を振り返ることが多くなる時季でもあります。 そんな振り返りを書き留めるという習慣が、自己肯定感を高め、願いや目標の実現につながると説くのが『1日3分 願いが叶う超感謝ノート』(フォレスト出版)。 今回は本書から、忙しい12月にこそ身につけたい1日3分の習慣を紹介します。
感謝や幸せが「いい出来事」を呼び込む
自己実現の手法の1つに「書くこと」があります(ライフハッカーの特集「深化するメモ術」でも紹介していますので、ぜひ読んでみてください)。 本書でも「書くことは能動的なアクション(行動)そのもの。書くことはアウトプットであり、行動の第一歩」と説明しています。 とはいえ、「書くこと」も幅広く、そこから自分なりのやり方を見つけることは大変です。まずすすめたいのは、本のタイトルにもある「感謝」をノートにメモしていく方法。 そこで思うのが、なぜ「感謝」なのかということ。 よく「引き寄せ」なる言葉を耳にします。たとえば「失敗したらどうしよう」という不安が、失敗につながる状態(出来事)を引き寄せてしまうということ。 もちろん、その逆も然り。いい出来事を引き寄せたいなら、自分の感情をいい状態にすること。ビジネス書などでも、よく「プレゼンの前などには、うまくいくというポジティブなイメージを思い浮かべよ」とありますよね。 この「いい状態」とは、「充足感・幸福感・安心感」のこと。 「あれがほしい」「これがほしい」ではなく、今すでにある幸せを噛み締めて、「幸せだな」「嬉しいな」「ありがたいな」とポジティブな感情で自分を満たすことが、いい引き寄せの土台になるのです。 (『1日3分 願いが叶う超感謝ノート』48ページ) 誰かがかけてくれた言葉に感謝するも良し、誰かがくれたお土産がおいしかったと感謝するも良し。 しかし、もっとも大切なのは「自分がすでに満たされた感情を持っていること、もうすでに豊かであることに気づくこと」なのだとか。 そうすることで、感謝の土台を持つ「感謝体質」になれるのだそうです。 次に、実際の感謝ノートのつくり方を紹介します。