2024年のオススメ映画 [海外編] 今年チェックすべきトピック6選
『オッペンハイマー』 世界を席巻した原爆を作った男の物語、ついに日本公開
『ダークナイト』トリロジーで知られるクリストファー・ノーラン監督が手がけた、映画『オッペンハイマー』。 昨年2023年7月に世界公開され、『バービー』との連続鑑賞を試みる自然発生的なムーブメント「バーベンハイマー現象」を生み出し映画館業界を賑わせた作品だ。 世界公開から半年が経過した時点で、累計興行収入が9億5,199万ドルを突破。「ノーラン史上最高傑作」との呼び声も高く自身初のアカデミー賞作品賞、監督賞受賞にも期待がかかっている。そんな大注目の作品がやっと日本公開となる。 『オッペンハイマー』の主人公は、第二次世界大戦中に進められた原子爆弾の開発・製造を目的とする“マンハッタン計画”を主導した理論物理学者、J・ロバート・オッペンハイマー。 マンハッタン計画の拠点に選ばれたのは、ニューメキシコ州のロスアラモス。主要メンバーを集めたオッペンハイマーは家族を連れて同地へ越し、本格的に原爆開発へ乗り出していく。物語はマンハッタン計画を起点に、過去、現在、未来を行き来しながら展開され、オッペンハイマーという1人の人間の視点を通して原爆開発の余波を描いていく。 あらすじ 第2次世界大戦中、才能にあふれた物理学者のロバート・オッペンハイマーは、核開発を急ぐ米政府のマンハッタン計画において、原爆開発プロジェクトの委員長に任命される。しかし、実験で原爆の威力を目の当たりにし、さらにはそれが実戦で投下され、恐るべき大量破壊兵器を生み出したことに衝撃を受けたオッペンハイマーは、戦後、さらなる威力をもった水素爆弾の開発に反対するようになるが‥‥。 2024年 公開
otocoto編集部