【高校野球】ファン目線から選手目線へ DeNA育成3位の八戸工大一・金渕光希が日本シリーズに熱視線
24日のドラフト会議でDeNAから育成3位指名された八戸工大一(青森)の金渕光希投手(3年)が31日、青森・八戸市内の同校で指名あいさつを受けた。「小さい頃から夢見ていたプロ野球選手のスタートラインに立てた。ホッとしたのもあります」と金渕。河野亮アマスカウトは「サイズ、コントロール、ストレートの回転、変化球の曲がり(の鋭さ)。すごく印象に残っている」と高く評価。「体は強いはず。プロでもう1回(体を)つくり直して、もっともっと成長してほしい」と期待をかけた。 チームはレギュラーシーズン3位から勝ち上がり、現在日本シリーズを戦っている。2勝2敗のタイに戻した30日の第4戦など、テレビ観戦しているという金渕は「勝ってほしいと思っています」と言いながら、「自分が入るチームなんだな、と思っても見ています」と早くもプレーすることをイメージ。まずは支配下登録をつかみ取り、画面上の選手たちのように活躍する姿を思い描いていた。
報知新聞社