橋本帆乃香/佐藤瞳ペアが決勝進出 橋本は日本勢唯一のシングルス4強入り<卓球・WTTフィーダーオロモウツ2024>
<卓球・WTTフィーダーオロモウツ2024 日程:2024年8月21~25日 場所:オロモウツ(チェコ)> 24日、WTTフィーダーオロモウツは大会4日目を迎え、男女シングルスの準々決勝まで、ダブルス種目の準決勝、混合ダブルスは決勝までが行われた。 女子ダブルス準決勝では、橋本帆乃香/佐藤瞳(ミキハウス)ペアが王暁彤(ワンシャオトン)/韓菲児(ハンフェア・中国)ペアと対戦。 第1ゲームから橋本/佐藤ペアは切れ味の鋭いカットで中国ペアのミスを誘い、先制。第2ゲームも橋本/佐藤ペアはフットワークを活かしたラリーの対応力と変化を織り交ぜたカットで制し、勝利に王手をかける。 続く第3ゲームでは長いラリーになるも、橋本/佐藤ペアが持ち味の粘り強さを活かして相手のミスを誘い、隙をついた攻撃でポイントを重ねて奪取。ゲームカウント3-0で橋本/佐藤ペアが勝利を収め、決勝進出を果たした。 女子シングルス準々決勝では、第1シードの橋本が覃予萱(チェンユーシュアン・中国)と対戦。試合は、主導権を橋本が握る展開が続き、橋本がストレートで勝利。準決勝へと駒を進めた。一方、同じく準々決勝に登場した芝田沙季(ミキハウス)は韓菲児と対戦するもストレートで敗れ、4強入りは果たせなかった。 男子ダブルス準決勝に出場した濵田一輝(早稲田大)/松平賢二(協和キリン)ペアは、今大会第1シードでWTTファイナルズドーハ王者の向鵬(シャンパン)/袁励岑(ユエンリィツェン・中国)ペアと対戦。試合は序盤から向鵬/袁励岑ペアのペースで進み、向鵬/袁励岑ペアが2ゲームを連取。 後がなくなった濵田/松平ペアは、第3ゲームは粘りを見せてデュースに突入するも、ここも向鵬/袁励岑ペアが制し、ゲームカウント0-3で敗北。向鵬/袁励岑ペアに力の差を見せつけられ、決勝進出は逃した。 最終日となる25日には、各種目の決勝が行われる。女子シングルス、女子ダブルスで勝ち残っている橋本は、2冠を狙う。