ウインターカップ熊本県予選 男子・九州学院と女子・慶誠が全国大会へ
高校バスケットボール「ウインターカップ」の熊本県予選は10日に決勝があり、男子は九州学院、女子は慶誠が全国大会への切符をつかみ取りました。 女子決勝は3年連続で同じカード。3連覇を狙う慶誠と3年ぶりの優勝を目指す熊本商業の対戦となりました。 序盤、慶誠がセネガルからの留学生ジョバ・ローの高さを生かし、得点を重ねます。ジョバは、第1クオーターだけで22得点をあげます。 熊本商業は2年生の上田がチームトップの32得点をあげる活躍をみせますが、追いつくことができず、インターハイベスト8の慶誠が3年連続で全国への切符をつかみました。 岸希キャプテン 「まずは全国ベスト4をずっと掲げてきたので、それを目標に頑張って、またそれを超える優勝を目指すぐらいの気持ちで戦おうと思います」 ■決勝(女子) 慶誠 96-55 熊本商業 男子は9連覇を目指す九州学院と初の決勝進出となった慶誠が対決。九州学院はチーム一の長身194センチの今坂がインサイドプレイで得点を重ねると、外からは井上の3ポイント。インサイドとアウトサイドを効果的に使い分け、リードを広げます。 慶誠はエース・扇のジャンプシュート、キャプテン田上が3ポイントを決めるなど意地を見せますが、最後まで主導権を握った九州学院が100点ゲームで圧倒。9年連続の優勝を決めました。 津村壮亮キャプテン 「(全国大会まで)自分たちのやることをしっかりつめてやっていけば、全国ベスト4も行けると思うので、しっかり練習したいと思います」 ■決勝(男子) 九州学院 114ー70 慶誠 優勝した両チームは、12月23日から東京で開催される全国大会に出場します。