自転車の78歳男性が水路に転落し意識失う、目撃した家族が通報し心臓マッサージ続け救助
水路に転落して意識を失った78歳の男性を救助したとして、大分県警日田署と日田消防署は6日、日田市立三和小6年の女児(12)ら4人に感謝状を贈った。
事故は昨年12月6日の日没後に発生。自転車の男性が自宅そばの水路に転落するのを女児と父親(50)が目撃し、母親(47)と近所に住む美容師(59)に知らせた。
女児が119番するとともに、膝下ほどの水深がある水路で意識を失っていた男性を大人3人が協力して引き上げた。防災士の資格を持つ美容師が電話で消防指令センターの指導を受けながら心臓マッサージを続けたところ、男性は水を吐いて意識を取り戻したという。
日田署の枡谷康治署長と日田玖珠広域消防組合消防本部の岩里安徳消防長から感謝状を受け取った女児は「男性が助かって良かった」と話していた。