西田有志「盛り上がってくれれば」高橋藍加入のサントリーと大阪ダービーへ パナソニックの新チーム名は「大阪ブルテオン」
バレーボールの男子チームのパナソニックは11日、大阪市内で会見を開いた。今秋に開幕する大同生命SVリーグを前に、チーム名をパナソニックパンサーズから「大阪ブルテオン」に改称。「Blue to eon(ブルテオン)」の意味はパンサーズから続くチームカラー「Blue」が永遠(Eon)に続くこと。企業名を外して地域名の「大阪」を入れ、地域共生をうたい、ターゲットの世界最高峰のチームを目指していく。 会見に出席した西田は「(2024―25年シーズンは)0→1の年。チームのブランディングを変えていかないといけない。ひとつひとつのやることを切り替えて、新しさの感じる年にしていければ。(ユニホームは)シンプルでチームコンセプトの青を表現している。僕はもともと青が好きなので」と心境を語った。 おなじみのパンサーズポーズも「ブルテオンポーズ」に改めるとし、西田も顔の両側に腕を持って行き「B」を作るポーズを考案。「マジ~?」と照れながらもファンがいる会場で披露した。 昨季Vリーグではレギュラーシーズンで1位も、プレーオフ決勝でサントリーに敗れた。日本代表でチームメートの高橋藍が、新加入するサントリーとは、新リーグでは大阪を拠点とするチーム同士の“ダービー”として盛り上げる。「個人では見てない。高橋選手もレベルが高い選手だし、ムセルスキー選手だったり、いろんな選手がいる中でチームが強いから優勝している」と意識はしないとしつつ「(ダービーで)盛り上がってくれればいい」と歓迎した。五輪後は日本のエース対決も、“大阪名物”となりそうだ。
報知新聞社