地域住民に親しまれてきた秋田県湯沢市の温泉施設がリニューアルオープンしました。幅広い年齢の人に利用してもらおうと生まれ変わりました。 湯沢市の緑風荘はこれまで老人福祉センターとして高齢者を中心に親しまれてきました。湯沢市が総事業費、５億円あまりをかけて建物を全面改修し子どもからお年寄りまで楽しむことができる日帰り天然温泉の施設にリニューアルしました。 約８カ月間の休業を経てのオープンとなった１０日は心待ちにしていた地域住民が列を作りました。源泉の温度６０度を４２度まで下げて使っている天然温泉は、「温まる」と評判の塩化物泉です。常連は入り慣れた温泉を待ち望んでいました。 リニューアルに伴って新たに設けられたのがブームが続くサウナで一度に５人ほどが入ることができます。小さな子どもと一緒に利用できるよう作られたキッズルームの遊具は曲木家具を製造する地元企業の秋田木工が手がけました。幅広い世代の地域住民が集まる社交場として生まれ変わった緑風荘。日帰り入浴の料金はリニューアル前から１００円上がりましたが大人は５００円と良心的。湯沢市以外の人も利用でき無料の休憩室も使うこともできます。