ちばてつや会長の日本漫画家協会「心よりお悔やみ」 訃報受け呼びかけ「契約等のお悩みがございましたら協会までご相談ください」
公益社団法人・日本漫画家協会は30日、公式X(旧ツイッター)に「この度の訃報に接し、ご親族、関係者の皆様に心よりお悔やみ申し上げます」と追悼文を投稿。 【写真】木南晴夏主演で実写化…妖艶なベリーダンサー姿 さらに「会員の皆様は、契約等のお悩みがございましたら協会までご相談ください。専門知識、または経験則のある人間が対応いたします」とし、「会員の方で事務局のメールアドレスが不明の方は、DMにてお問い合わせください」と伝えた。 同協会はちばてつや氏が会長、里中満智子氏が理事長を務める。常任理事には赤松健、一本木蛮、うめ(小沢高広)、鈴木みそ、永野のりこ、三浦みつる、森川ジョージ の各氏が名を連ねる。公式サイトによると、会員数3463人。 この投稿は、連続ドラマ『セクシー田中さん』の原作者・芦原妃名子さん急逝を受けての反応とみられる。 芦原さんは、昨年10月クールの連続ドラマ『セクシー田中さん』の原作漫画を手がけた。その反響を受け、今月26日に「今回のドラマ化で、私が9話・10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った」経緯を長文で説明。文章は小学館と事実確認したとするもので、自身の作品に込めた思いや、ドラマ制作前に提示していたとする条件、その後の局側とのやりとりなどをつづっていた。 文章のラストには「最後となりましたが、素敵なドラマ作品にして頂いた、素晴らしいキャストの皆さんや、ドラマの制作スタッフの皆様と、『セクシー田中さん』の漫画とドラマを愛してくださった読者と視聴者の皆様に深く感謝いたします」と結んでいた。 28日には同投稿を削除し、「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と記した。同内容を掲載していたブログにもアクセスできなくなった。29日に死去が報じられた。 ドラマの公式サイトでは「芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。2023年10月期の日曜ドラマ『セクシー田中さん』につきまして日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。本作品の制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております」とつづられた。 ■「日本いのちの電話」 ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時) フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)