大谷翔平に二刀流持続のアドバイス、殿堂入りサイ・ヤング賞投手スモルツ氏「偉大になってほしい」
今季打者に専念し本塁打を量産しているドジャース大谷翔平投手(29)について、元サイ・ヤング賞投手で殿堂入りしたジョン・スモルツ氏(57)がその活躍ぶり、投手復帰への期待を25日付のFOXスポーツ電子版で語った。 【動画】大谷翔平、先頭打者弾! 一塁踏み忘れ?…戻って踏み直し 大谷は現在ナ・リーグトップの24本塁打を放ち、今季2度目の週間MVPを受賞するなど好調を続けている。スモルツ氏は、大谷が肘の手術明けでこれほどのパワーを発揮していることに驚きはあるかと問われ「驚きはないよ。打撃に全力を注ぎ、リラックスして完全なオフの日も持てる状況だから、ドジャース打線で今の活躍をしていることには驚かない。オオタニはダイナミックだ。球団が願っていた通りの存在だ」と答えた。 来季以降、投打の二刀流に復帰するべきかとの問いには「当面は二刀流を続けてほしい」と答え「ただし少し抑え気味にする必要があると思う。個人的な意見だが、94マイル(約151キロ)のスライダーとスプリットに100マイル(約161キロ)の直球を投げ続けることはできない。抑え気味にやってなおかつ偉大な選手になってほしい。彼はそれができる、優れたアスリートだと思う」と話した。 スモルツ氏はブレーブスなどで21年間プレーし、通算213勝155敗、154セーブ、防御率3・33、3084奪三振を記録し、2015年に殿堂入り。現在はFOXの解説者として活躍している。