「夢は1つじゃなくてもいい」レバンガ北海道の折茂社長・桜井・菊地が特別授業で中学生にエール
6月21日、札幌市立北野台中学校で、日本生命保険相互会社が主催する『DREAM HOOP PROJECT』が開催された。このイベントは、トップアスリートたちが子どもたちに夢・目標を持つことの大切さや仲間との支え合いの重要性を伝えるプロジェクトで、全国各地で継続的に行われている。 【動画・写真で見る】レバンガ北海道の選手・社長が中学生と笑顔で交流…夢・目標について一緒に考える 今回は、レバンガ北海道から折茂武彦社長、桜井良太(2023-24シーズンをもって現役引退し北海道のGMに就任)、菊地広人(2024年1月にプロデビュー)が参加し、地元の中学生たちと特別なひとときを分かち合った。 講師役の3人は2年生の1クラスずつを受け持ち、バスケットボール体験会と夢授業の2コマで構成された特別メニューを実施。折茂社長と桜井はベテランとしてこれまで得た経験を余すことなく伝え、菊地は「他の2人よりはみんなと歳が近いから」と若手ならではのアプローチ。それぞれが自らの役割を全うしながら、子どもたちと多様な視点で夢や目標について語り合う貴重な機会となった。 イベントを終えた3人は、子どもたちが笑顔で自分たちの将来について語り積極的にコミュニケーションする姿に手応えや新たな気づきを得た様子。取り組みを振り返る取材の場で子どもたちにエールを送った。 菊地広人 「僕はプロに入ったばっかりなので、すごく貴重な体験ができたなと思います。体験会で一緒にやった子たちもそうですし、夢授業に入った際も結構いろんなことを皆さんが自分にも教えてくれたし、思っていたよりもすごく打ち解けた雰囲気で活動ができたんじゃないかなと。意外と皆さんの中ですごく考えがしっかりあったと思うので、今日の授業をきっかけに、その考えていることに向かって具体的に動き始めていくきっかけになればいいなと思いました」 桜井良太 「先入観で、みんな夢を何か1つ挙げるのかなと思ったんですが、2つだったり3つ、ポポポンと挙げる子もいて。確かに夢って別に1つじゃなくてもいいんだなというのを改めて気づかされました。別にスポーツ選手から話を聞くということではなくても、身近にいる家族・友達などと自分の夢に対しての話をまじめにしてみたりとか。いろんな人とコミュニケーションをとって、話をして、いろんな気づきというものを得て、自分の夢を見つけてもらいたいなと思います」 折茂武彦 「非常に良いイベントだったなと思っています。何より子どもたちが体験会でも夢授業でも笑顔だったのが非常にうれしかったなと思います。子どもたちというのは本当に可能性が無限大だと思っています。やっぱり多くの挫折・失敗・苦しいこと・辛いこと、たくさん人生のなかであると思うんですね。だけど、それが悪いことでもないですし、そういった経験のなかから自分が何を学べるか、そこが多分一番大切なところだと思います。逃げずにしっかり立ち向かって、自分自身で答えを見つけて、一歩一歩、前に進んでいってもらいたいなと思います」
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