県内外の自治体職員「知域」の大切さ学ぶ 活動事例発表やパネル討論 福島県郡山市
公務員同士や仕事でのネットワークづくりを目的としたイベント「シン・ふくしま自治体職員の学校」は23日、福島県郡山市の労働福祉会館で開かれた。 各地の課題を共有する自治体職員の非公式勉強会「オンライン市役所」の県人会員らが企画し、県内を中心に約50人が参加した。 東北まちづくりオフサイトミーティング発起人の後藤好邦さん(山形市役所)が「『知域』に一歩飛び出す公務員のススメ」と題して基調講演した。「知」識を吸収し、住民の思いを「知」り、仲間と「知」り合えるのが「知域」だと紹介。自ら足を運ぶ大切さを説いた。 地域の新たな魅力や価値を発見し盛り上げている県内5市町の職員が、住民と取り組む地域活性化プロジェクトなど活動事例を発表した。「『知域』の楽しみ方」をテーマにしたパネル討論も行われた。