【破産情報】北日本鍍金(株)が破産申請へ 負債総額約2億2000万円
東京商工リサーチの24日の発表した情報によりますと、青森県八戸市のめっき加工業、北日本鍍金(株)は6月24日までに事業を停止し、破産申請の準備に入ったということです。 ▼人気駄菓子を製造の企業が破産開始決定 負債総額は約8100万円 ピーク時には3億円超の売上高も… 負債総額は約2億2000万円とみられています。 ■詳細情報 北日本鍍金(株)は1982年3月にめっき加工業を目的として設立された企業で、溶融亜鉛めっき、電解研磨などを手掛け、立地する八戸鉄鋼団地の企業などに受注基盤を構築。売上の拡大とともに順次工場の拡張、設備増強を図っていたということです。 ピークとなる1993年3月期には、約4億円の売上高を計上し、以降、概ね3億円台の売上高を上げてきましたが、2009年3月期以降は2億円台の売上高に留まっていたということです。 その後も受注は伸び悩みの推移を辿って、コロナ禍の影響もあって2021年3月期には売上高は1億9011万円まで落ち込み、2630万円の赤字を計上。2022年3月期は売上高2億971万円、最終赤字1695万円、2023年3月期は売上高2億542万円、最終赤字4144万円を計上したとされ、受注落ち込みと資材価格高騰の影響などから3期連続赤字と、厳しい経営を強いられていたということです。 2024年3月期以降も業績改善には至らず、資金繰りは限界に達して、事業継続を断念したとされています。
青森テレビ