「ゲストたちは感動のあまり、座ったまま泣いてしまった」マルジェラのファッションショーが話題に
1月25日の夜、パリのアレクサンドル3世橋の下で披露されたジョン・ガリアーノによるメゾン マルジェラのオートクチュールコレクションは観客たちを感動させた。 【写真】バストも下半身も透けるドレス、再解釈したガウン……メゾン マルジェラのファッションショー 「パリでのオートクチュールシーズン最後のショーがついに終了した。私はホテルの部屋に座り、フライドポテトを食べながら、マルジェラでのファッションファンタジーに浸っている」とアメリカ人ジャーナリストのデレク・ブラスバーグはInstagramに書き込んだ。「ガリアーノの最高傑作。華やかさ、シチュエーション、ドラマ、席で泣いている人々。本物の本物の涙! レース、シルエット、雨粒のように滴る手縫いのスパンコール、ドラマ。」と続けた。一方で、雑誌「スタイリスト」のジャーナリスト、クレメント・ラレはInstagramアカウント@stylenotcomの投稿で、「私はショーを見て泣いた、なぜならそれが良いファッションが心にもたらすものだから」とコメントした。 1月25日夜、パリのアレクサンドル3世橋のたもとで行われたジョン・ガリアーノによるメゾン マルジェラのオートクチュールコレクションのショー以来、SNS上ではこのようなコメントが何百と寄せられている。ファッションショーとパフォーマンスアートの中間のようなこのイベントは観客を惹きつけた。「ジョン・ガリアーノの古典的なファッションショーのスタイルでストーリーを語るこの素晴らしいコレクションに、私は涙を流した。オートクチュール・ウィークを締めくくる、驚異的なショーだった!」とXのあるユーザーは語った。 招待された人々のInstagramアカウントでは、ファッションショー参加後、コメントや動画と共に反応が響き渡っている。「言葉を失った」、「泣けるほど美しい」といった声が寄せられた。「人々がどれだけ愛しているかが示された。5分間、拍手と歓声が雷鳴のように続いた」と、雑誌「Dust」の編集長、ルイジ・ヴィタリがストーリーに書き込んだ。文章に添えられた動画には、スタンディングオベーションの様子が映し出されている。ルイジ・ヴィタリは、「この経験は変容をもたらすものだった」と付け加え、「このファッションショーはおそらく、私がこれまで見た中で最も素晴らしいものだった」と明言した。