本多力、ドラマ会見で犬に吠えられる 敵対する役の関係性も「すいません!」
フジテレビ系ドラマ『問題物件』(15日スタート、毎週水曜22:00~)の制作発表会見が9日、都内で行われ、上川隆也、内田理央、浜野謙太、本多力、船越英一郎が出席した。 【写真】本多力のコメント時に走り出すコラレ
■船越英一郎、多くの共演歴の中で「一番賢い」 自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つ犬頭光太郎(上川)と、お人よしの若宮恵美子(内田)が解決していく不動産ミステリーの同ドラマ。会見には、不動産会社の販売特別室室長・大島雅弘(宮世琉弥)の愛犬・犬太役のコラレ(ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア)も登場した。 多くの報道陣に見られるステージという特異な状況でも、上川と船越の間に大人しくお座りし、真っ直ぐ前を見つめるコラレ。船越は「この子とはまだ1日しか共演していないんですが、その1日で濃い時間を過ごしたので、だいぶ仲良くなりました」といい、「今までずいぶんワンちゃんとの共演は多かったんですけど、この子が一番賢いです」と太鼓判。「犬じゃないんじゃないか。この中に上川さんが入ってるんじゃないか」と疑うと、上川は「僕はここにいますから(笑)」と即座に否定した。
■「いつも通り威嚇されましたね(笑)」 そんなお利口なコラレだが、本多が「僕は役柄上、あんまり相性が良くないということですので…」と言うと、まるでこの一言に反応したかのように「ワン!」とひと吠え。本多は思わず「すいません!」と平謝りだが、その後のトーク中にもまた「ワン!」と吠えられていまい、内田は「いつも通り威嚇されましたね(笑)」と感心した。 このやり取りを受け、本多は「よく敵対する役の人に対して、普段はあんまりしゃべらないとか言うじゃないですか。だから僕もカットかかったらコラレとは一切関わらないという役作りをしてるんです」と強調。「トレーナーさんには挨拶しちゃったんで、次からはトレーナーさんに対しても距離取っていこうかなと思ってます」と決意した。 会見ではドラマのテーマにちなみ、家へのこだわりについてトークする場面も。実家が京都の寺だという本多は「床がめちゃくちゃ冷たくて床暖房に憧れて、今、床暖房のあるところに住んだら、めちゃくちゃ寝落ちしたり、昼寝の時間が増えたり、怠惰な感じになったんです」とのこと。そのため、「実家のお寺が床暖房を入れると言い出したら、それだけは止めたいと思います。床で寝落ちしてるお坊さんとか嫌じゃないですか。凛としてほしいんで」と願っていた。 同会見には宮世琉弥も出席予定だったが、体調不良のため欠席した。