「年利1%」のローンをネットで発見。かなり安いと思うのですが、借りても大丈夫でしょうか?
お金が必要なため、カードローンや貸付などを利用する際、金利が高ければそれだけ返済総額も増えていきます。そのため「年利1%」と宣伝しているローンがあれば、飛びつきたくなる人もいるでしょう。 しかし、あまり見聞きしないような貸金業者であった場合は十分な注意が必要です。気軽に借りてしまうと、思わぬトラブルに発展することもあります。本記事では、適切な金利や悪質業者の見抜き方などを解説していきます。
極端に金利が低い金利には要注意! 見抜き方は?
一般的に考えて、極端に金利が低い場合は「おとり広告」の可能性が高いため、注意が必要です。DMなどで案内を受け取ってもすぐアクセスせず、まずは金融庁の公式サイトの「登録貸金業者情報検索サービス」で検索してみましょう。違法業者であるかどうかは、金融庁に貸金業登録されているかどうかで見抜くことが可能です。 また、金利は通常下限から上限まで設定されています。金利は貸付額に応じて決定されるもので、例えば「年利◯~◯%」といった具合に表記されているのが一般的です。年利1%は下限を指している場合があり、上限はもっと高い金利が設定されている可能性もあります。もし貸金業登録されている会社でも、契約内容をしっかり確認しておきましょう。
トラブルを避けるには? 低い金利が適用される条件を確認しておく
先述したように、ローンの場合は「年利◯~◯%」といった表記がされているのが一般的です。ローンを利用する際、低いほうの金利に目が行ってしまう人が多いのではないでしょうか。 ただし、低いほうの金利で借りられることはなかなかありません。「年利◯~◯%」で設定されているローンの場合、下限の金利が適用されるのは一般的に最高借入額で審査が通ったときです。
低い年利をうたっている業者は事前に確認すること
年利があまりに低いローンは、悪質業者による「おとり広告」の場合もあります。まず金融庁の公式サイトで貸金業登録されているかどうかチェックしましょう。登録されている会社でも、それは下限金利の可能性が高いといえます。上限金利は年利何%になっているか、他の貸付条件などをあわせて事前にしっかり確認が必要です。 出典 日本貸金業協会 よくある質問【借入に関する相談】 金融庁 登録貸金業者情報検索サービス ※2024/2/7 記事を一部修正いたしました。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー 監修:高橋庸夫 ファイナンシャル・プランナー
ファイナンシャルフィールド編集部