49分にPKで勝ち越し

パレスチナを下して準々決勝進出を果たしたカタール。写真：梅月智史（サッカーダイジェスト写真部／現地特派）

　現地時間１月29日に行なわれたアジアカップのラウンド16で、開催国のカタール代表とパレスチナ代表が対戦した。 【動画】デザインされたCKでカタールが同点！ 中国戦のスーパーゴールも！ 　グループステージを全勝で勝ち上がったカタールは、立ち上がりからポゼッションで優位に立ち、試合の主導権を握る。９分にはアフィフのクロスにアルラウィが頭で合わせるも、枠を捉えられなかった。 　一方のパレスチナは19分、ペナルティエリア手前の中央でボールを受けたマハイナが強烈なミドルを放ったが、GKバルシャムの好守に阻まれる。 　それでも37分に先制に成功する。カウンターから敵陣中央付近でボールを受けたダバグが、相手２人かわして左足のシュートを流し込んだ。 　今大会初失点を喫したカタールだったが、前半アディショナルタイムに試合を振り出しに戻す。アフィフの右CKに反応したアルハイドスがダイレクトシュート。これが相手にあたってディフレクションしゴールに吸い込まれた。このまま１－１で前半を終える。 　後半に入り49分、カタールはボックス内でアリが倒されてPKを獲得。これをアフィフが落ち着いて決めて逆転に成功する。 　リードを許したパレスチナは74分に右サイドを崩すと、バタトがゴール前に鋭いクロスを供給するも、味方には合わない。 　さらに81分には、ラシドの左からのクロスにクンバルが飛び込みヘッドで狙ったが、GKバルシャムにキャッチされた。 　試合はこのまま２－１で終了。勝利したカタールは２月４日の準々決勝で、ウズベキスタン代表対タイ代表の勝者と激突する。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部