イエロー計16枚死闘の余波…スペインは“攻守の軸”3選手出場停止、ペドリも欠場濃厚でEURO準決勝へ
[7.5 EURO準々決勝 スペイン 2-1(延長) ドイツ シュツットガルト] 延長戦にもつれ込んだEURO2024(欧州選手権)準々決勝でドイツ代表を2-1で破り、2大会連続の準決勝進出を果たしたスペイン代表だが、両チーム合計16枚のイエローカードが乱れ飛んだ死闘は次の一戦に大きな爪痕を残したようだ。 【動画】女優が日本代表戦に来場→“一般人”として地元TVのインタビュー受ける 開催国ドイツと戦ったスペインは前半29分、DFロビン・ル・ノルマンが今大会2枚目のイエローカードを受け、累積警告により準決勝の出場停止が決定。また延長前半10分にはDFダニエル・カルバハルもイエローカードを提示され、こちらも出場停止が決まった。 さらに2-1と勝ち越した直後の延長後半アディショナルタイム1分、途中交代していたFWアルバロ・モラタがベンチからの抗議でイエローカードを出され、3人目の出場停止が決定。最後はMFジャマル・ムシアラのドリブル突破を止めたカルバハルが2度目の警告で退場処分を下され、準決勝はレッドカードによる出場停止扱いとなった。 結果的には勝ち上がりに成功したスペインだったが、準決勝は攻守の軸を担うル・ノルマン、カルバハル、モラタの3選手が出場停止。また前半4分にはMFトニ・クロースの激しいタックルを受けたMFペドリが左膝を痛めて途中交代し、準決勝の欠場が濃厚となっており、厳しい戦力でフランスと戦うこととなった。