【柏】DF犬飼智也が約30mのロングシュート「ラッキーという感じ」コースは「完璧でした」
<明治安田J1:東京3-3柏>◇11日◇第13節◇味スタ 柏レイソルDF犬飼智 也(30)が敵地FC東京戦で、約30メートルのロングシュートを決めた。 1-3の後半1分、ゴール正面で約30メートルの位置でボールを受け、相手のプレッシャーがないことを確認すると1トラップしてからボールを押し出した。体重を乗せた右足シュートを放つと、クロスバーに当たってゴール左の枠内に吸い込まれた。「練習でもシュートを打ったりするので、ラッキーという感じです」と冷静に振り返った。 後半の早い段階で1点差に迫り、同点を呼び込む得点となった。「1人少なくなって相手が下がったというのはなかなか点が奪えない難しい状況になりがち。早めに(点が)入ったのはチームにとっては良かったなと思います」と納得の表情を浮かべた。 狙い通りの一発だった。「風も追い風で後半の早い時間帯、相手が下がったら自分はシュートを打とうと決めていた。勢いをつけるためにも、まずはシュートを打とう、相手が出て来てくれると思っていた。それが結果的に入って良かったなと思います」とうなずいた。 「人生ベストゴールか?」との問いには「鹿島でもああいうゴールを1点決めたことがある。あのときの方が当たり的には良かったかなと思います」とまぐれではないことを強調。ポストをかすめるコースに「完璧でした」と満足げだった。 試合では前半に相手GK波多野豪(25)が一発退場し、後半は1人多い状態で戦っていた。