氷見市(富山)特産キャラ“爆誕” ヒミツノアソビバ企画、寒ブリ・稲積梅モチーフ
タオルやTシャツ製作し魅力PR 富山県氷見市特産の寒ブリや稲積梅などをモチーフにした高校生5人組キャラクターが誕生した。氷見オリジナルグッズショップ「ヒミツノアソビバ」(比美町)が地域の魅力発信を目指したプロジェクトとして企画。キャラクターを通し、若い世代を中心に氷見の魅力を伝える。 ヒミツノアソビバは氷見市阿尾の特殊印刷業トライ・プリントが運営する。「ひみ部」プロジェクトはキャラクター5人が部活動「ひみ部」に入部し、氷見の良さを再発見していく設定。同社デザイナーの土井夢桜(みお)さん(19)が寒ブリや稲積梅、ハトムギ、氷見牛、ブルーベリーをモチーフに5人のキャラクターデザインを手がけた。寒ブリを擬人化した主人公「魚谷しお」はブリにちなんだ髪色にするなど、各キャラクターはそれぞれモチーフとした特産物をイメージする色合いに仕上げた。 タオルやTシャツなど8種類のオリジナルグッズを作り、11月に東京で開かれた「アニメ×まんが聖地SUMMIT&EXPO2024」で披露した。
土井さんは、都会から引っ越してきた設定の主人公と仲間4人が部活動を通して成長していく姿を4コマ漫画などで今後発信する。「少しでも氷見に興味を持ってもらい、氷見といえばすぐに浮かべてもらえるキャラクターになればうれしい」と話す。20~25日はヒミツノアソビバ1周年祭を開き、キャラクターをPRする。