Apple Vision Pro向けアプリの開発に特化。中国新興「ILLUSION Tech」が100万ドル調達
米アップルのゴーグル型端末「Apple Vision Pro」(以下、AVP)向けアプリを開発する「ILLUSION Tech(深圳市科斯莫西科技)」がこのほど、シードラウンドとエンジェルラウンドで計100万ドル(約1億6000万円)を調達した。エンジェルラウンドでは初心資本(Chuxin Capital)が出資した。 ILLUSION Techの雷宇田CEOは、AVPはパソコンとスマートフォンに続く第3のコンピューティングプラットフォームで、爆発的な普及も近いとの考えを示した。雷氏は、アップルが「空間コンピューター」と呼ぶAVPの未来を非常に有望視しているという。 ILLUSION Techの没入型お天気アプリ「Seasons」はこのほど、中国企業が開発したAVP向けアプリとしては初めてApp Storeのおすすめに選ばれた。同社は現在、空間コンテンツ共有プラットフォームとコンテンツ制作ツールを開発中だ。 *1ドル=約156円で計算しています。 (36Kr Japan編集部)