立川志らくがM―1審査員に持論 優勝予想はあの組… 信子とポッドキャスト番組イベント初開催
落語家の立川志らく(61)とお笑いトリオ「ぱーてぃーちゃん」の信子(32)が19日、都内で出演するポッドキャスト番組「志らくさん!信子に面白い話を聞かせてください」の初イベントを開催した。志らくは「終演時間を忘れるほど2時間ノンストップで語りこんでしまった。時折素っ頓狂なチャチャを入れてくる信子がいいアクセントになり、かなり濃厚なトークショーになったと思う」と手応えを口にした。 同番組は今年の10月にスタートし、志らくの博識と信子の軽いやり取りが好評を博している。この日はクローズなイベントらしく、際どい発言も多く飛び出した。自身も18年から22年まで5年連続審査員を務めたM―1グランプリには「審査員は漫才師ではない他ジャンルの方がすべきだ」と持論を述べた。決勝の予想コーナーではトム・ブラウン、令和ロマン、真空ジェシカの3組を最終決戦進出にチョイス。トム・ブラウンを優勝に推した。 ぱーてぃーちゃんには「テクニックを磨くこと」とアドバイス。「面白さにはイリュージョンが必要。説明できない面白さというものがあるからランジャタイやトム・ブラウンが面白いと思える。落語もイリュージョン。言葉が分からなくても状況や言葉のおかしさからイリュージョンが生まれて今日でも面白いと思われる。ぱーてぃーちゃんはイリュージョンをやろうとしてるからあとはテクニックだけ」と背中を押した。 終盤にはHYSTERIC GLAMOURの帽子を被ったカジュアルスタイルで「死神」「芝浜」の2席をショート落語の形式で披露。信子は「カジュアルもめっちゃいいけどやっぱり着物のほうがかっこいい!」と素直な感想を述べて、笑いを誘った。