プレミア初挑戦で好印象!? ボーンマスの20歳DFにプレミアビッグクラブが熱視線
公式戦33試合に出場
ボーンマスに所属するハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズ(20)にはプレミアリーグのビッグクラブが注目しているようだ。『FootballTransfers』が伝えている。 昨夏にオランダAZよりボーンマスに加入したケルケズ。今シーズンは公式戦33試合に出場し1ゴールをマーク。プレミア初挑戦ながらも一定のインパクトを残した。同選手はアスリート能力が高く、攻撃力のある左SBだが、指揮官のアンドニ・イラオラは戦術的観点でケルケズを疑問視しているようで、スタメンから外されたり、メンバー外となる試合もあった。 同メディアはこれによってイラオラ監督とケルケズの間で意見の相違が生まれており、ケルケズは不満を持っている可能性があると主張している。 そんななか、同選手に注目しているのがアーセナル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドだという。アーセナルはキーラン・ティアニーこそ今夏の売却の可能性が高いものの、同ポジションには冨安健洋やオレクサンドル・ジンチェンコ、ユリエン・ティンバーといった選手がいる。しかしフェネルバフチェのフェルディ・カディオグルの獲得を検討していると考えられており、左SBのポジションの補強を考えている。 またチェルシーにもベン・チルウェル、マルク・ククレジャといった選手が左SBにはいる。チルウェルは今季怪我に悩まされたが、補強の優先度的には低いかもしれない。一方のユナイテッドは左SBは補強したいポジションの1つだろう。ルーク・ショーがコンディション万全であれば問題ないが、今季はシーズンのほとんどを怪我で欠場。タイレル・マラシアも同じ状況だった。セルヒオ・レギロンを今冬にトッテナムへ戻した後は、ソフィアン・アムラバトがこのポジションを任されることもあり、補強したいところだ。 同メディアは同選手の獲得には4000万ポンド(約80億円)以上が必要になるだろうと、移籍金について触れている。決して安い金額ではないが、ケルケズの去就に注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部