クラブ史上初のJ2降格…鳥栖が声明を発表「必ず1年でこの舞台に戻れるように」
サガン鳥栖は19日、クラブ公式サイトで声明を発表した。 川井健太監督体制3年目で今季を迎えた鳥栖は、序盤から不安定な戦いが続き、7勝2分16敗で降格圏の19位に沈んでいた第25節終了後の8月9日に同監督との契約を解除。ベガルタ仙台ユース監督を退任し、直前にテクニカルダイレクターに就任したばかりだった木谷公亮氏が後任を務めたものの、夏の相次ぐ主力の流出も響き、状況は好転せず。10月19日に行われた明治安田J1リーグ第34節の京都サンガF.C.戦に0-2で敗戦。そして、他会場の結果により、指揮官交代後は一度も勝利することができないまま、18位以下が確定し、J2降格が決まった。 2011シーズンのJ1昇格以降、国内トップリーグに残留し続けていた鳥栖だが、クラブ史上初のJ2降格に。京都戦後、株式会社サガン・ドリームスの代表取締役を務める小柳智之氏は公式サイトで「サガン鳥栖を応援してくださるすべての皆様へ」と題して声明を発表。J2降格に対して謝罪すると共に、1年でのJ1復帰を誓っている。 「サガン鳥栖を応援頂いている皆様、いつも熱いご声援、ご支援ありがとうございます。」 「本日の試合結果により、サガン鳥栖のJ2降格が決定致しました。クラブを代表し、この結果に対しまして深くお詫び申し上げます」 「プロスポーツは勝ち負けが非常に大事であることは間違いありません。2024シーズンの苦しい経験を糧とし、必ず1年でこの舞台に戻れるようにクラブ一岩となって戦うことを約束します」 「サガン鳥栖の礎を築いた先人達の想いを見つめなおしつつ、これまで以上に、サガン鳥栖のエンブレムが、より輝きを放てるよう、まずは残りのリーグ戦を一戦一戦、大事に戦い抜きます」 「これからも熱いご声援を宜しくお願いします」
