賞味期限切れの備蓄クラッカー配布 廃棄呼びかけ 千葉市稲毛区のイベント
千葉市は22日、稲毛区内で20日に開かれた「稲毛区民まつり」で、賞味期限が切れた災害備蓄用クラッカー19袋を誤って配布したと発表した。22日時点で18袋が回収されておらず、廃棄を呼びかけている。 同区地域づくり支援課によると、誤配布があったのは、同区の穴川中央公園で地域団体が運営した防災啓発ブース。講習を受けた来場者に、区から提供を受けたアルファ化米や水など非常食を配ったが、このうちクラッカーの賞味期限が2022年5月2日だった。 受け取った1人から連絡があり、1缶(35袋入り)で賞味期限切れが判明。その時点で他に18袋を配布していた。これまでに健康被害は確認されていない。