【阪神】嶌村本部長 DeNA戦力外の楠本泰史に関心「大阪出身というところもある。大いに注目して」
阪神・嶌村聡本部長(57)が、15日に秋季キャンプが行われている高知・安芸市内で取材に応対。今季限りでDeNAを戦力外となった楠本泰史外野手(29)の獲得について、明言を避けながらも注視していく構えを示した。「シーズン中から大いに注視しながら見させてもらってるところ。よくよく検討しながら前を向いてやっていきたいところではある」。 今季のチームでは糸原、島田が主に左の代打として起用されたが、右の代打に比べると手薄。通算405試合に出場し、打率2割2分4厘と経験豊富な中堅が加入することで、戦略の幅も広がる。嶌村本部長は、「うちにない部分がおありかなと。相手チームとして接してても、バッティングの秀でたものを持っているし。まだ29歳で若いし、大阪出身というところもある。大いに注目して今後と考えています」と語った。 一方で、FA権を行使した大山&原口ついては、「よくよく考えていただいて。いまは交渉されていると思うんで、尊重したいと思う。自分の意思で移籍するのも、宣言して残るのもいいし。私としては残ってもらいたいというのは重々あります」と話すにとどめた。また、新外国人の補強については「進捗は言えません」と多くは語らず。 その上で、編成について「1年1年でというか、過去があって、現在、未来がある。今この瞬間だけを考えるんじゃなくて、過去の流れ、特に今があって、未来予想でどう使っていくかは様々なプランを持ち、やっていかないといけない」と言葉に力を込めた。
東スポWEB