夏の高校野球神奈川大会の組み合わせ決まる 甲子園目指して168チーム激突
夏の甲子園出場をかけた第106回全国高校野球選手権神奈川大会(県高野連など主催)の組み合わせ抽選会が8日、横浜市内で開かれ、168チームの対戦相手が決まった。7月5日に横浜スタジアム(横浜市中区)で開催される開会式は、昨年と同様に炎天下の熱中症などを避けるため午後4時から始まり、開幕戦は行わない。7日に試合が始まり、決勝戦は24日午後2時から横浜スタジアムで行われる予定。 武相、東海大相模、向上、横浜の4校が第1シード。今年春の県大会で42年ぶりの優勝を果たした武相は、横浜緑園・横浜旭陵の連合チームと海老名の勝者と9日にサーティーフォー相模原球場で初戦を迎える。昨年、107年ぶりに夏の甲子園を制した慶応は平塚工科と横須賀学院の勝者と対戦する。 昨年秋、今年春の県大会でともに4強以上の成績を収めているのは横浜と東海大相模。桐光学園は投手力があり、実力校がそろう中で混戦が予想されている。 くじ引きはシードを獲得したチームから順に行った。開会式の選手宣誓は101人の志願者によるくじ引きの結果、川崎北の佃陵汰主将(18)に決まった。佃主将は「ちょっとドキドキしているけどわくわくもしている」と笑顔を浮かべ、「高校球児全員を熱くさせる宣誓をしたい」と意気込んだ。