花園開幕 元伏見工の京都工学院が校名変更後初勝利 高校ラグビー
第104回全国高校ラグビー大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会、全国高校体育連盟、大阪府、大阪府教育委員会主催)が27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕した。予選を勝ち上がり、全国から集まった51代表校が来年1月7日の決勝まで、高校ラグビーの聖地で熱戦を繰り広げる。 【第1回から第103回まで】全国高校ラグビーの軌跡 開会式では選手が入場行進。城東(徳島)の小野晏瑚(あんご)主将(3年)は「ラグビーに打ち込めるこの環境は多くの方々の支え、そして平和な日々によって成り立っています。災害等の苦しみの中で、夢をかなえることが難しい方々もいらっしゃいます。参加選手全員が一つになり、この世界に夢と希望を与えたい。そんな願いをラグビーで体現します」と宣誓した。 1回戦9試合があり、9大会ぶり出場の京都工学院は聖光学院(福島)を112―0で降した。優勝4回の伏見工から校名変更後、花園で初めての勝利となった。山梨学院は青森山田に43―0で勝利し、大会初白星を挙げた。28日は残りの1回戦10試合がある。