『十一人の賊軍』ノロが泣けると話題!「最強」「救い」「かっけー!」
佐久本は現在26歳。2016年公開の吉田修一原作・李相日監督の『怒り』で応募総数1200人のオーディションを勝ち抜き、スクリーンデビュー。同作では思いを寄せる少女(広瀬すず)が目の前で黒人男性に襲われながら、恐怖から助けられず自責の念に葛藤する少年を熱演し、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。出身地である沖縄を舞台にした作品に多く出演しており、野木亜紀子が脚本を務め、復帰50年を迎えた沖縄を舞台に連続性的暴行事件の真相解明に二人の女性が立ち向かうさまを描いたWOWOWドラマ「フェンス」(2023)では沖縄県警中部署渉外警ら隊所属の警察官に。15世紀の琉球王国で本島中部の勝連半島を繁栄に導いた英雄の半生を描いた琉球歴史ドラマ「阿麻和利 THE LAST HERO」では主演を務め、同作は「東京ドラマアウォード2024」ローカル・ドラマ賞に輝いた。
近年は「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(2019)や朝ドラ「エール」(2020)、「オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ」(2021)、「未来への10カウント」(2022)などのドラマに出演し、Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」での怪演も話題を呼んだ。(編集部・石井百合子)