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2022年にセバスチャン・ベア＝マクラードと離婚したエミリー・ラタコウスキー。彼からもらった婚約指輪を改造、新たな人生を記念する指輪に作り替えた。現地時間3月19日（火）、インスタグラムで披露した。

courtesy of emrata via Instagram

投稿された写真に写っているのはトップレスのエミリー。右手の薬指と小指にはめた指輪をカメラに向けている。1つはペアシェイプにカットされたダイヤモンド、もう1つはセンターにプリンセスカット、両脇に台形のダイヤモンドがセットされている。エミリーは「離婚リング」とコメントしている。

オリジナルの婚約指輪には2石のダイヤモンドがあしらわれていた。これを分解して新しい指輪を作るというアイディアは友人で小説家＆脚本家のステファニー・ダンドラーのエッセイ「The Unravelers」から得たと語っている。エミリーはそこに書かれていた「1人の女性が恥ずかしがることなく、自分が生きてきた多くの人生を示すシンボルを持つという考え方が好き」と話している。婚約指輪そのものについては「ずっと気に入っていたけれど、このデザインは繰り返し真似されてきた。だからもう特別な感じがしなくなっていた」。

指輪の制作を手がけたのはジュエラーのアリソン・ルー。「この指輪の背景には、エミリーの人生の新たな章を記念するためにオリジナルの指輪をリブランディングするというアイディアがあった」。2つの石がついている指輪を分解することには象徴的な意味があるとも。「離婚が2人の別離であるように、この指輪も2つの石を別離させている。この指輪は彼女に自分がいかに力強い存在であるかを思い出させてくれる。これからエミリーはそれを誇りを持って毎日つけることができる」。

エミリー曰く「明らかに私たちの文化は若さに焦点を当て、若くて美しいことや女性的な表現が人の唯一の価値であるかのように考えている。私はたくさんの人生を生きてきたし、32歳だ。これからもたくさんの人生を生きていくつもり。そのことを遠慮したり恥ずかしがったりするつもりはない」。ちなみにエミリーの婚約をきっかけに2石の婚約指輪がトレンドになった。次はこの離婚リングが流行るかも。