稲葉浩志、10年ぶりソロアルバムより品川ヒロシ監督によるMV公開
稲葉浩志が、6月26日にリリースした10年ぶりとなるソロアルバム『只者』より、「Chateau Blanc」のミュージックビデオを公開した。 【画像】品川ヒロシ監督 今回タッグを組んだのは、お笑いコンビ“品川庄司”で活躍、作家や映画監督としても注目される品川ヒロシ。品川氏の自由な発想を求め、『只者』の楽曲を全て聴いてもらい、「Chateau Blanc」を品川氏自ら選曲。稲葉から「Chateau Blanc」はカップルの“ケンカ”がモチーフであることを聞いた品川氏は、劇中にも登場するカップルのケンカを悲観的なものではなく、自身の得意分野の一つでもあるアクションに準え、俳優の倉悠貴、俳優で空手家、更には看護師の異名を持つ長野じゅりあを抜擢し、独創的でありながらハッピーエンドで終えるシーンを描き上げた。 一方で稲葉の歌唱シーンについて、品川の「稲葉さんに余計な飾りは必要ない」との言葉通り、歌詞から浮かび上がる世界観をシンプルに澱みなく、美しく表現。言葉にすると対極的なイメージも、映像として視覚的に見ると一つの作品として見事に昇華されている。 ■品川ヒロシ コメント もう何十年も誰もが認めるトップアーティストであり、LIVEでのパフォーマンスは激しく、トップアスリートでもある稲葉浩志さんのM.V.を撮らせてもらえる日が来るとは全く思っていませんでした。 今回のお話をいただいた時も本当に驚きました。プレッシャーはありましたが、逆に言えばトップアーティストの稲葉さんなんだから、『格好良くならないはずがない』と腹をくくりました。 本当に格好良い人は無地の白いTシャツでも格好いい。だけど糸と生地にこだわっているそんなイメージです。 最高の稲葉浩志さんだからこそ、余計な演出はおさえ、極力CGを使わず、代わりにカメラやレンズや機材は良い物を選び、稲葉濃度100%のM.V.になったと思います。 ファンのみなさんに喜んでもらえたら、僕も嬉しいです。
Rolling Stone Japan 編集部