米REITのユニティ、スピンオフ通信会社との再統合に近づく-関係者
(ブルームバーグ): 米不動産投資信託のユニティ・グループは地方通信会社ウィンドストリーム・ホールディングスとの再統合に向け協議を行っており、交渉は進んだ段階にある。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。実現すれば合併後の時価総額は最大150億ドル(約2兆3200億円)になり得るという。
ウィンドストリームは2015年にユニティからスピンオフ(分離・独立)したが、その約4年後、連邦破産法11条に基づく会社更生手続きを申請していた。詳細が非公表だとして関係者らが匿名を条件に明らかにしたところでは、両社はおよそ1週間内に合併を発表する可能性がある。
まだ何も最終決定されておらず、時期が変更されたり、協議が決裂する可能性もあると関係者らは語った。
ブルームバーグは両社が株式ベースの取引を協議しており、ユニティが上場を維持する内容だと2月に報じていた。
ユニティとウィンドストリームの担当者は共にコメントを控えた。
ユニティは8%高の5.74ドルで取引を終え、時価総額は約14億ドルとなった。
米通信会社ウィンドストリーム、破産申請-ファンドとの訴訟で敗訴後
原題:Uniti Group, Windstream Said to Near $15 Billion Combination (2)(抜粋)
(c)2024 Bloomberg L.P.
Ryan Gould, Gillian Tan