「あのカンブリア宮殿に社長が出演!」「FCオーナーの声を聞いてるからこそ、こんな居心地が良いのかも?」 カフェ・ド・クリエの「650円朝食」に“大満足”の朝
そこに、バターの塩気がプラスされ、味をキリリと引き締め、さらなる深みを与えてくれます。 セットドリンクはアイスコーヒーをストレートでいただきます。あんこの甘味を、アイスコーヒーの爽やかな苦みがキリリと引き締めてくれました。 ■特に特徴がないけど、そこがイイ。筆者のいきつけコーヒーチェーン 冒頭で少し触れましたが、「カフェ・ド・クリエ」を運営しているC-United株式会社は、7つのカフェブランドを持つ、喫茶店経営に特化した企業です。
グループ全体の総店舗数は551店舗。合算すると「スターバックスコーヒー」「ドトールコーヒーショップ」「コメダ珈琲店」「タリーズコーヒー」に継ぐ、業界5位の店舗数になります。 あえてブランドを分けて棲み分けることで、提供の速さに定評がある「カフェ・ベローチェ」や、ハンドドリップコーヒーが味わえる「珈琲館」、喫煙者向けというニッチなニーズに特化した「スモーキストコーヒー」など、それぞれの魅力が引き立つのは、喫茶店経営のエキスパートだからこそ。
しかし、「カフェ・ド・クリエ」には、他のC-Unitedのブランドのような際立った特徴がありません。筆者は「カフェ・ド・クリエ」には中庸の美学が詰まっていると感じます。 ちなみに、社長の友成勇樹さんは、もともと日本マクドナルドの出身で、米国のマクドナルド本社では世界中の社員に教育をしていた経歴の持ち主とのこと。 番組内では「珈琲館」のFCオーナー・店長のもとを訪れ、現場の声を吸い上げるシーンも写っていました。好調の理由がわかりますね。
■すべてが丁度良い塩梅 安めだけど安すぎない価格設定と、広すぎず狭すぎずの店内の座席レイアウト。 安価をウリにしているお店は席間が近くくつろげないうえに混みすぎるきらいがあるし、高級感をウリにしているお店は、居心地はいいけれど、通い詰めると財布にダメージがありすぎる。 「カフェ・ド・クリエ」はこの中間地点なので「めっちゃ安い!」とか「めっちゃサービスがいい!」とか、際立った特徴はないからこそ、丁度良い塩梅なのです。