結成25周年のPerfume、体験型展覧会開幕で「私たちの大アーカイブ、見て!」 結成年が間違っていた衝撃の事実も報告
音楽ユニットのPerfumeの展覧会『Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と軌跡』(虎ノ門・TOKYO NODE、8月9日~10月14日)の開幕を翌日に控えた8月8日、同所で、Perfumeのメンバーが登壇し、記者発表会が行われた。あ~ちゃんは、「これができたならもう何も後悔ないわというぐらい私たちの大(おお)アーカイブですので、皆様見ていただければと思います」とアピールしつつも、2000年としていた結成年が間違っていたと報道陣を驚かせる報告もあった。 Perfumeが今年結成25周年およびメジャーデビュー20周年のアニバーサリーイヤーを迎えていることを記念して企画された体験型展覧会。そのなかで、25年を追った年表の展示があり、メンバーも驚く衝撃の事実が「大判明!」したという。 「ちゃんと考えてやってみたら、思い出してみたら、2000年結成って書かれてたみたいなんですけど、1999年結成でした。25年に入るんじゃなくて入っとった!」と、あ~ちゃん。「誰もこんなにPerfumeが続くと思っとらんで、じゃけん、結成した日も覚えとらんしって思ったんだけど、妹が覚えとって……」。結成は、2回目のユニットオーディションを受けたタイミングで、妹から「年越し前じゃけ、99よ!」と伝えられたという。 あ~ちゃんは「だからこれまでの数字、全部間違っとるかもしれない。何周年でお祝いしてきたこと。仕方ないね、長くやってるとね。こういうこともあります。今回から99年結成ということで」と仕切り直した。 すでに展示を見たという3人。 かしゆかは「ライブで体験しているはずなのにすごーい !かっこいい!って。自分たちは本番だとやる側だけど、それを外から体験できるって面白さを体験させていただきました」とハイテンション。 それに対してあ~ちゃんは「うちらはあんな見やすい画面とか置いてもらえてないし、もっと過酷なんだよーって、あなたたちはいいわねー、楽してパフォーマンスしてって思いました」と笑い、「でもそれぐらい、もう誰でも子どもちゃんでも、おじいちゃんおばあちゃんでも立ってもらって、なんとなく動きを真似すれば演出がちゃんと成立できる、楽できるようになってるんで(笑)、あれは確かに見てほしい。大興奮だったよね!」と続けた。 のっちは、手に持った白い球にレーザーがついてきてキラキラ光る演出が改めて楽しかったとし、「写真を撮ってもらったんだけど、すごい盛れた!レーザーを顔で浴びるみたいな感じで撮ってもらうとすごく綺麗に取れると思います」と笑った。 展覧会では、新曲で同展覧会のテーマソングでもある『IMA IMA IMA』も聴ける。のっちによれば、「かわいい曲。キャッチーでサビもかわいい。かわいくていいなと思ってたら、なんか不穏な空気が流れるみたいな、中田(ヤスタカ)さんお得意の曲」だという。この曲は、前後篇からなるコンセプトアルバム『ネビュラロマンス 前篇』(9月20日配信リリース、CDは10月30日発売)に収録される。 Perfumeは、アルバムを携え全国11カ所23公演からなるアリーナツアー『Perfume 10th Tour ZOZ5“ネビュラロマンス” Episode1』を行う。神奈川・ぴあアリーナMMで12月28日にスタートする。