中国・「レゴランド上海リゾート」、2025年にオープン
【東方新報】「上海レゴランドリゾート(Legoland Shanghai Resort)」は14日、「第35回上海旅游フェスティバル(Shanghai Tourism Festival)」の開幕式で2025年に開業する計画を発表した。 通常の25倍の大きさのレゴブロックで組み立てられた山車には、中国の伝統的な物語をイメージしたレゴのロゴマーク、孫悟空から着想を得たレゴモンキーキッド、レゴランドホテルを象徴するヤシの木、家族向けのボートライドの展示など、「レゴランド」の主な見どころが紹介された。 山車には、レゴの着ぐるみの4体のキャラクターと15人の若いダンサー、35人のプロのダンサーが加わり、レゴランド・カリフォルニアの楽曲「What If」を編曲した音楽に合わせた踊りを披露した。 「上海旅游フェスティバルへの参加がかない、光栄にもパレードを先導する山車に選ばれ、とても興奮しています」、レゴランドディベロップメントのジョン・アッシャー(John Ussher)開発部長は笑顔で語った。また「来年の開業以降、レゴランド上海リゾートは、上海の文化観光産業の活性化と長江デルタ地域を旅する観光客への多様な旅行オプションの提供に努めます」と抱負を述べた。 このフェスティバルでは、レゴランド上海リゾートのために特別に製作された頭の上に塔のような形の帽子をのせた女の子の姿のキャラクター「ダダ(DADA)」が、ジェスター(Jester)、マイク(Mike)、エミー(Amy)といったクラシックなキャラクターとともにパレードの山車に乗ってデビューを果たした。 また大きな話題となったのは、来年の正式オープンまでの最新情報を伝える7歳から12歳までのジュニアジャーナリストチーム「レゴランド上海キッズレポーター」の募集を行ったことだ。 「レゴランド上海リゾート」は、上海市金山区楓涇鎮に位置し、8つのテーマランドとテーマホテルで構成される総合テーマパークで、75以上の乗り物、ショー、アトラクションが提供される計画だ。 世界24か国でアトラクション施設などを展開する欧州第1位のエンターテイメント・レジャー企業「マーリン・エンターテイメンツ(Merlin Entertainments Group)」によるこのプロジェクトは、2歳から12歳までの子供を持つ家族を対象とした中国初の国際的なレゴテーマリゾートとなる。 現在、土木工事がすべて完了し、主要な建物の主要構造も完成している。外装および内装工事が本格化する中、テーマパークの主要な乗り物の施設が設置され、第4四半期の試運転に向けて準備が進んでいる。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。