スマホでポチっと駅で受け取り 鹿児島初 JR駅にネットスーパーロッカー
南日本放送
ネットスーパーで注文した商品を受け取れるサービスが、2日から鹿児島市の谷山駅で始まりました。県内のJR沿線では初めてです。 サービスはイオン九州が行うもので、ネットスーパーで注文した商品を店舗以外に配送するものです。 2日から鹿児島市のJR谷山駅のロッカーでのサービスが始まりました。九州では6か所目、鹿児島県内では初めてです。 10日前から当日の午前11時までに注文すると、午後3時までに駅のロッカーに商品が届けられます。2000円以上の買い物が必要で、無料でサービスが受けられます。 専用の番号を入力すると… (記者)「注文してから4時間後。ロッカーに商品が届いています」 保冷剤入りのバッグに入った商品を受けることができます。 (10代大学生)「店に行くのにも時間やお金がかかるので、便利になっていい」 (30代会社員)「仕事帰りにスーパーに寄るのは面倒なこともある。事前に頼んでおけば帰宅して調理できる」 2017年に1590億円だったネットスーパーの市場規模は、コロナ禍を経て急成長していて、去年は3000億円を突破し、来年は3710億円が予測されています。イオン九州では、共働きや子育て世帯のほか、若い世代の利用も増えているといいます。 (イオン九州ネットスーパーグループ 坂本裕基さん)「買い物に時間はかけたくないという声が多い。利便性を向上できるという思いで展開した」 今後は、鹿児島市内のほかの駅でもサービスを導入したいとしています。
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