写真：アフロ

新年の祝賀行事の一つ「成人式」まで残り約1カ月。「20歳＝成人」という考え方が来年4月から変わることを知っていますか？　成人になる年齢を20歳から18歳に引き下げる改正民法が2022年4月1日から施行され、18歳、19歳の人は4月から成年になります。 成年年齢が18歳になると、親から独立してひとりの大人と見なされ、親の同意がなくともクレジットカードの作成や、部屋の賃貸借契約ができるようになります。また、結婚できる年齢も男女ともに18歳に統一され、高校3年生でも自分たちだけの意思で結婚ができます。その他、出生時に割り当てられた性別に違和感を覚える人は、性別取り扱い変更の審判を受けられるなど、自らの意思で人生の重大な選択・判断も行えます。 一方、リスクも指摘されています。民法には、親の同意なく未成年者がした契約を解約できる権利が定められていますが、4月1日以降はその権利を18歳、19歳の若者は使うことができなくなります。悪徳業者につけ込まれ高額な契約を結んだり、消費者金融からの借り入れやカードローンによる多重債務、自己破産に陥ったりすることなどが懸念され、専門家はマルチ商法が高校生に広がることも危惧しています。 あなたは「成年年齢の引き下げ」をどう考えますか？ 【よい点】【不安な点】【気になる点】などを教えてください。18歳や19歳で2022年4月1日に成年になるみなさんや保護者の方もお考えをお聞かせください。 Yahoo!ニュースはコメント欄のみなさんの意見や体験を通して、より深くニュースについて考えたり、多様な考えに触れたりできる機会を作りたいと考えています。今回いただいたコメントを抜粋・編集した上で、後日議論の流れがわかるようなコンテンツとして別ページにて掲載する予定です。いただいたコメントを取り上げさせていただく場合がございますのでご了承ください。みなさんの考えをぜひ聞かせてください。