衆院選後半戦で舌戦に熱 政党幹部が鹿児島に続々と…何を語った?
(立憲民主党 泉健太前代表)「今回は自民党を応援する皆さんも、おしおきをしなければいけない。物価高の大変さが分かっているのか。賃上げ、賃上げと言っているが、年金生活の皆さん。芯がない。防衛費に5年で43兆円もぶっこんだら国の予算がなくなる」 (鹿児島市80代)「年金暮らしだし、今から先、ひ孫も生まれたが、今後のことが心配。消費税がなくなれば(物の値段も)高いと感じなくなるのでは」 社民党の福島党首は先週、霧島市で演説し、反戦を掲げつつ、憲法改正や防衛強化への反対を訴えました。 (社民党 福島瑞穂党首)「裏金議員、法律も守らない人たちに憲法を変える資格などない。自民党が競り勝てば憲法改悪、軍拡、戦争への道を行く。社民党はこれを止めたい。何としても止めたい。憲法を守り、生かしていく。平和が一番、生活が一番」 (姶良市70代)「ぶれていない。そういう政党が評価されるような世の中になってほしいし、国民にも評価してほしい」 一方、20日、鹿児島市で街頭演説した参政党の神谷代表は、安全保障環境の変化を受けて防衛強化の必要性を訴えました。 (参政党 神谷宗幣代表)「薩摩の人が明治を維新のあと、支えたでしょう。西郷さんがラストサムライになったでしょう。だからその歴史を思い出して、もう一度、外交や防衛をちゃんとできる。日本の陸軍をつくった歴史を思い出し、外交・防衛問題を受け止めて政治に物を申してほしい」 (鹿児島市80代)「息子たちの時代には日本が立っていけない。外国人でいっぱいになり、本当の日本のすばらしさがなくなる。力を振り絞って日本国のため頑張れ」 27日の投開票に向けて後半戦に入った衆院選。22日は共産党の小池書記局長、23日は立憲民主党の野田代表が鹿児島入りを予定していて、舌戦はますます熱を帯びそうです。
南日本放送