【箱根駅伝】最多優勝&最多出場の中央大、体調不良者続出で13位だった前回の雪辱誓う「100回大会のチームが強かったことを証明しよう」
来年1月2、3日に行われる第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に出場する中大が18日、東京都八王子市の多摩キャンパスで合同取材会を開き、総合7位を目標に前回大会の雪辱を誓った。歴代最多の優勝14度を誇る名門は、最多を更新する98度目の箱根路に挑む。 節目の第100回大会は優勝候補に挙がる戦力を有しながら、直前にエントリー選手16人中14人が体調不良になるアクシデントで13位。1年から3年連続で出場した前回8区の阿部陽樹(4年・西京)は、23チーム中区間22位だった。「陸上人生で一番悔しい走りだった。8区でリベンジしたい」と4度目の箱根に強い気持ちで臨む。
「100回大会のチームが強かったことを証明しよう」と始動した現チーム。溜池一太(3年・洛南)、吉居駿恭(3年・仙台育英)、本間颯(2年・埼玉栄)の3選手が1万メートルで27分台を記録するなど、箱根に出場する21チームのエントリー選手上位10人の1万メートル平均タイムが最速のチームに仕上がった。箱根予選会6位通過、全日本大学駅伝12位とここまで苦戦が続くが、箱根本選こそその強さを発揮する。
中日スポーツ