【ロモン】が若手キス職人に! 注目俳優ロモンに、初ラブコメ主演『ブランディングイン聖水洞 』について聞いた
初のラブコメとキスシーンについて
――ロモンさんは、ご自身がウノに似ているなと思うところってありますか? ロモン ウノはズバリ純粋で、とてもポジティブで、周囲にいる人たちをとても気分良くさせるし、初対面でもすぐに仲良くなってしまう、そんな能力を持っている人だと思います。仕事についても正直でものすごく誠実。そんなウノを演じていて似てきている部分もあるのかもしれませんが、ポジティブでエネルギッシュで誰とも親しくなれるところは似ていると思います。でも、ウノは会社の事務長や社長など目上の人にも気にせずに普通に接しますよね。僕自身は、どっちかというと役職は気にします(笑)。 ――初めてのラブコメはいかがでしたか? ロモン 緊張しましたし、ワクワクもしました。ドラマでのラブコメは初めてでしたし、本格的なキスシーンも初めてだったんですね。相手役のキム・ジウンさんも、本格的なラブコメに主演するのは初めてで、キスシーンもほぼ初めて。二人のドキドキとワクワクが画面いっぱいに現れていると思います。 ――ドラマ序盤のウノのファッションはカジュアルが中心でとても似合っていましたが、キスシーンのスーツ姿にもハッとさせられました。 ロモン ウノは賢い人だと思います。普段のファッションはゆるい感じで、「着飾ってないよ」という自然体に見せかけて油断させておき、ときにはスーツなどをさらりと着こなす。そのギャップを心得ているというか。これは僕自身も学ぶところがありました。僕自身、普段はラフな格好が多いんですけど、やはりオフィシャルな席ではビシッとしたスタイルを着こなせるのがかっこいいなと。僕自身もそんなファッションをお見せできるようになりたいなと思っています。
舞台となる人気エリア聖水洞のおすすめは?
――ドラマのタイトルにもある聖水洞は、ソウルでも話題のスポットの一つですが、ロモンさんオススメのお店などあったら教えてください。 ロモン ソウルの好きなスポットをご紹介するのは、一日かかりますが(笑)、聖水洞は今、ホットなスポットで魅力的な場所がいろいろあります。その中で、本当にコーヒーが好きな方におすすめしたいのが「Camel cafe」というお店です。僕が個人的にも大好きでよく行くコーヒーショップです。聖水洞にはディオールのコンセプトストアもあります。中のインテリアも素敵で、いろんなアイテムもたくさん揃っている。その中にカフェがあるので、いろんな商品を見た後で、そこで一休みするのもおすすめです。おしゃれで洗練された気分を味わいながらおしゃべりを存分に楽しめますよ。 ――今回はラブコメでしたが、次はどんなジャンルやキャラクターを演じてみたいですか? ロモン 僕が演じていないジャンルはたくさんあるのですが、その中で絶対にやってみたいと思っているのが2つ。一つは純粋なロマンスもの。それと、もう一つは完全なノアール系。 ――両方ともぜひ観たいですね。どんなジャンルを演じるにせよ、ロモンさんが演技をする上で、こだわっていることを教えてください。 ロモン 演技に対する姿勢だと思います。ちょっと深い話になってしまいますが、演技は練習すればできるというものでもなく、その人の経験値だったり、何をして、何を感じてきたかというものが重要だったりすると思うんです。そういう経験を増やしていくことによって演技に反映されていくと僕は思っています。なので、演技をする上で、その瞬間、瞬間、全力で挑む姿勢が大事だと思うんです。「あ、ここちょっと惜しかったな」と後悔したりせずに、前に向かっていく、そういう姿勢。振り向かない、引きずらない、それが大事だなと思います。 ――今回は日本で二度目のファンミーティングもありました。日本での滞在中にプライベートの時間はありましたか? ロモン 毎晩、2時間ほど歩きました。その間に何をするかというと、ラーメン屋さんを探したり、建物や景色を楽しんだり、街並みを眺めながらホテルに帰る。2時間歩き回っているから、部屋に戻ると、もうばったりぐったり。日本も楽しめるし、ぐっすり眠れるし、充実したプライベート時間も過ごせましたよ。 黒目がちな大きな瞳をキラキラと輝かせ、ときには恥ずかしそうに、ときには前のめりになって、全ての質問に誠実に答えてくれたロモンさんにスタッフ一同、もはやメロメロ状態。ちなみに、用意したお土産のスペシャルなインスタントラーメンを手にして「あ、ラーメンだ!」と少年のように本気で喜んでくれました。散歩でもラーメン屋さんに必ず立ち寄るなど、ラーメンへの愛も感じさせていただきました。まだスタートしたばかりのドラマ『ブランディングイン聖水洞』。今後の展開も楽しみでしかありません。