現代自、水素電気自動車「イニシウム」初めて公開
「通貨危機当時、皆が萎縮していた時、現代(ヒョンデ)自動車はむしろ大胆に水素に投資した。厳しい時期だったにもかかわらず水素研究を継続できたのは「資金の心配せずに、若い技術者が作りたい車はすべて作るといい」と言って応援してくれた鄭夢九(チョン・モング)名誉会長の全幅的な支持があったおかげだ」。 イニシウム(INITIUM)は現代自が来年上半期に発売する乗用水素電気自動車(FCEV)の商品・デザイン方向性を詰め込んだコンセプトモデルだ。イニシウムはラテン語で「開始」を意味するが、現代自側は「水素社会を切り開く先駆者という意味が込められている」と説明した。前作の「ネクソ(NEXO)」よりに水素タンク容量を大きくし、ホイールやタイヤ技術を向上させて1回充電時の航続距離を650キロ(ネクソは609キロ)以上にのばしたことが特徴だ。