今すぐ[レッドリスト]に入れたい絶滅危惧車!! 消えゆく純エンジン輸入スポーツモデルたち
自動車の変革期を迎え、電気をエネルギーとして走るクルマが続々と登場している。しかし新しく登場するクルマがあれば、ひっそりと消えていくクルマもある。ここではクルマのレッドデータブック掲載確実の純エンジン輸入スポーツモデルを振り返る。 【画像ギャラリー】きみたちのことは忘れない!!消えゆく絶滅危惧車・純エンジン輸入スポーツモデル(32枚) ※本稿は2024年11月のものです 文:伊達軍曹/写真:ベストカー編集部 ほか 初出:『ベストカー』2024年12月10日号
■元「ニュル最速FF車」も現行型でおしまい?:ルノー メガーヌR.S.
1976年に設立された「ルノー・スポール」ですが、ルノーの今後のスポーツモデル開発やモータースポーツ活動はアルピーヌが引き継ぐことになったため、「ルノー・スポール」の名を冠するモデルは現行型メガーヌR.S.が最後になります。 そして次期型メガーヌはBEVとなり、R.S.に相当するスポーツモデルが登場するかは未定。 となれば"フレンチロケット"を愛好する方々は、まだディーラー在庫のある現行型メガーヌR.S.を注文するか、新車ではなく中古を探すしかありません。
■2024年モデルで終了し後継モデルは未定:シボレー カマロ
アメリカを代表するスポーツクーペ「シボレー カマロ」も2024年モデルで生産終了。シボレーは「これがカマロの終わりではない」と言っていますが、同時に「すぐに後継車を発表する予定はない」とも。最終章を飾る限定モデル「ファイナルエディション」は50台限定で発売されています。
■生産はすでに終了し次期型は高出力EVに:アバルト F595/695
アバルト F595/695も日本向けの生産は2024年5月で終了。ディーラー在庫がなくなり次第、新車は絶滅します。次期型は現在販売中の「500e」と、今後登場する「600e」。特に600eは相当パワフルですが、エンジン車と同等の"味"が感じられるかどうかは未知数です。