日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」で「精霊流し」に納得の声 「だからさださん和尚様」
17日のTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」で、盆踊りと精霊流しのシーンが放送された。「精霊流し」といえば、和尚役で出演している歌手さだまさしが「グレープ」として50年前に大ヒットさせた楽曲名でもある。 神木隆之介主演の同ドラマ。終戦間もない長崎の「軍艦島」こと炭鉱の島・端島と現代の人間模様をクロスさせながら、並行させて描く。17日は、現代社会でホストの玲央(神木)が、端島で働いていた鉄平(神木の二役)の日記に記されていた「精霊船」を「せいれい…」と読み、日記の持ち主で太客の社長・いずみ(宮本信子)に「しょうろうぶね。長崎の精霊流しって聞いたことない?」と正されることから、端島パートへ。原爆被害から10年あまりの長崎。死者の写真やゆかりの品を載せた精霊船が海に流された。 X(旧ツイッター)には「だからさださんが和尚様なのね」「グレープの曲思い出した」「『精霊流し』流れないかと思ってしまったけど、時代が違ってましたね」「懐かしい」といった視聴者投稿が寄せられた。 さだと吉田政美の「グレープ」が同曲をリリースしたのは1974年4月で、今年は50年の節目の年になる。そのさだが今回、端島パートに和尚役で出ている。「説教和尚」とも呼ばれる島民の相談役という設定。僧侶は御霊を弔う。それだけに、まさにハマリ役のキャスティングだった。
東スポWEB