1週間前に続き…米オスプレイ、また奄美空港に緊急着陸 飛行中に警告灯、午後9時現在なお駐機続ける
21日午後4時1分、鹿児島県奄美市笠利の奄美空港に米軍輸送機CMV22オスプレイ1機が緊急着陸した。九州防衛局は、飛行中に警告灯が点灯したため予防着陸したとしている。午後9時現在も駐機を続けている。けが人や民間機への影響は確認されていない。 【写真】〈関連〉11月14日、緊急着陸したオスプレイの前で米軍に状況を聞く陸自隊員ら=14日、午後2時すぎ、奄美市の奄美空港
県港湾空港課によると、午後3時55分に那覇空港事務所から奄美空港管理事務所へ連絡があった。事前に空港使用届は出されていなかった。奄美空港の運用時間は午前8時~午後7時半。運用時間外の離着陸には許可が必要となる。 奄美空港には14日にも、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属のオスプレイMV22が緊急着陸した。警告灯が点灯したため、同空港で整備し約5時間後に離陸した。整備支援のため同型機2機も着陸した。 県は米軍機の予防着陸を受け、原因究明の徹底と再発防止に万全を期すこと、速やかな情報提供を行うことを米軍に申し入れるよう国に要請した。
南日本新聞 | 鹿児島