下伊那の書展 24日に開幕へ 南信州新聞社主催 全国各地から飯田創造館に202点【長野県飯田市】
南信州新聞社と実行委員会が主催する「第22回下伊那の書展」が24~28の5日間、長野県飯田市小伝馬町の県飯田創造館で開かれる。飯田下伊那地域をはじめ、全国各地の202人が出品を予定している。 書の表現と鑑賞を通じて書の文化を支え、発展させるとともに、愛好者のすそ野を広げることを目的に2003年から毎年開いている。 「出品資格を設けない応募と無審査、無選考」「初心者からプロの書家まですべてが横並び、五十音順とする展示」が特徴で、賛同する高校生以上なら誰でも出品できる。出品者の在住地も問わず、今回も飯伊のほか、県内外各地から作品が寄せられる。 出品募集は先月末に締め切った。出品者が200人を超えるのは、209人だった昨年に続き2年連続となる。地域の愛好者から県外で活躍するプロの書家まで出品者の層は幅広く、経験や流派、社中もさまざま。初回からの出品者累計は今回で4000人を超えて4166人となる。 今回は「た」行から五十音順で展示する。開場は午前9時~午後5時(最終日28日は同3時まで)。入場無料。展示作品は後日、南信州新聞紙上で紹介する。