サッカー日本代表GK・鈴木彩艶は「ブッフォンの後継者」スペイン紙が特集記事「アジアチームの偉大なスター」
サッカー日本代表のGK鈴木彩艶(22)=パルマ=について、スペインのスポーツ紙「AS」電子版が14日付で特集記事を掲載。「パルマのレジェンド、ブッフォンの後継者」「今季イタリアで大ブレークした選手の1人」と大々的に賛辞を贈った。 ◆乱入者のシュート、その行方は…!?【写真】 鈴木について、同紙は元イタリア代表GKで、2023年8月にパルマで引退したジャンルイジ・ブッフォンを引き合いに、「サッカー界の偉大なレジェンドの1人からパルマを引き継ぎ、到着するやいなや先発の座を射止めた」と指摘。浦和在籍時には、イングランド・プレミアリーグの名門、マンチェスター・ユナイテッドが獲得に乗り出していたことや、ベルギー1部のシントトロイデンでの活躍などに触れ、「彼の名前は世界有数のタレントの仲間入りを果たした」と説明した。 セリエA史上初の日本人GKとなった今季は上位のセーブ率(73%)やパス平均成功率(62%)を記録しているパフォーマンス面に加え、父親がガーナ出身のアメリカ人で、母親の母国である日本で育ったことなどが詳細に紹介され、「ガーナやアメリカよりもサムライの代表を選んだ。その若さは、国際Aマッチ14試合に出場することを妨げなかった。アジアチームの偉大なスターである」などと記した。
中日スポーツ