南島原・ナス畑でホオジロが子育て 4羽のひながすくすく・・・【長崎】
子育てしやすい環境を求めるのは野生の鳥も人と同じようです。 南島原市北有馬町でホオジロのひなが少し意外な場所ですくすく育っています。 南島原市北有馬町で農業を営む宮田利彦(70)さんです。 宮田さんは農業用ハウスでナスを栽培しています。 茂みをよく見てみると…4羽のホオジロのヒナがすくすく育っています。 宮田利彦さん 「かわいいね、目が大きいね」 こちらの農業用ハウスには10年ほど前からホオジロの親鳥が巣を作るようになりました。 宮田さんは6月7日、農作業中に巣を見つけ産卵から孵化、親鳥がエサをせっせと運ぶ様子をあたたかく見守ってきました。 親鳥は今も外敵がいないか見張っています。 このホオジロの子育て、今年はちょっと違うようで… 宮田利彦さん 「今年は2回産卵したので、いつもと違うように思っている」 4月に産卵した場所はスナップエンドウの畑。 宮田さんは同じ親鳥ではないかとみています。 宮田利彦さん 「(Qどうして宮田さんの所に来るのか?)何故でしょうね、居心地がいいんじゃないんでしょうか。親鳥が」「今年9月に(孫)双子が生まれる予定で、余計にホオジロは4人きょうだいだけど、無事巣だって欲しいと思っている」 宮田さんは成長するヒナの姿を目を細めて見守ってきましたが、4日に無事巣立ったということです。
テレビ長崎